【レビュー】家電量販店で売っていた中華イヤホン!?Fiio『JD3』が音場の広さが優れてコスパ最高クラス!

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【レビュー】家電量販店で売っていた中華イヤホン!?Fiio『JD3』が音場の広さが優れてコスパ最高クラス!

こんにちは、むらくもです。

皆さんは、中華イヤホンを使用していますか?

中国で製造されているイヤホンを中華イヤホンと言いますが、今ではかなり数多くのメーカーからさまざまなものが販売されています。

そんな中華イヤホンですが、有名な企業は多いですが、実は店頭にはあまり売られていません。

基本的にはAmazonなどネット通販で買うことが多いです。

過去にはSoundsGoodの『SE01』というヤマダ電機で売られていた中華イヤホンをレビューしたこともあります。

以下から記事がご覧になれますので、興味がありましたらぜひ参照してください。

しかし、先日私は家電量販店のエディオンで中華イヤホンが売られているのを発見しました。

しかもメーカーはFiioでした。

Fiioについては後ほど詳しく紹介しますが、かなり有名な音響機器メーカーとなっています。

というわけで今回は、エディオンの店頭で購入したFiioの『JD3』をレビューしていこうと思います。




それでは行きます!

概要

↑外箱はこのようになっています

↑中身及び同梱物はこのようになっています

まずはFiio『JD3』について紹介します。

そもそもFiioというメーカーは、中国の広東省に本社を置く音響機器メーカーです。

イヤホンはもちろん、USB-DACやBluetoothレシーバー、デジタルオーディオプレーヤーなどのポータブル機器を中心に製造されている企業です。

特にデジタルオーディオプレーヤーでは『M17』や『M11 Plus ESS』などのハイエンド機種が人気となっています。

次に『JD3』ですが、こちらは9.2mmのダイナミックドライバ1機のみの搭載のイヤホンとなっています。

Fiioの中ではエントリーモデルに属され、価格は3000円前後となっています。

値段を抑えながらも、ハイエンドモデルの技術を投入していますので、コストに対して高音質を実現しています。

スマートフォンで使用できるマイクもケーブルに組み込ませていますので、リモートワークなどの通話にも使用できます。

見た目・装着感

まずは装着感周りについて紹介します。

まずこちらのイヤホン『JD3』は、左右の識別が簡単にできるようになっています。

LやRとは書かれていないのですが、イヤホン本体の背面に赤色と青色が中に色付けされています。

赤色が右耳、青色が左耳用となっていますので、簡単に識別ができます。

そして装着感ですが、かなり耳にフィットしていい感じです。

私は最近はKZのイヤホンなどを使っていましたので、基本的にほとんどシュア掛け(耳に引っ掛ける装着方法)だったので、特にタッチノイズ(ケーブルに当たった時に鳴る雑音)が心配でした。

過去にシュア掛けではないイヤホンでかなりタッチノイズがひどいものもありましたので、装着感で言えばここだけ不安要素でした。

しかし、そのタッチノイズもほとんど無く、問題はありませんでした。

ここだけでもかなり安心するポイントでした。

シュア掛けで無くても問題なく安定もしましたし、装着感はかなり良かったです。

そして全体がアルミ素材で施されていますので、見た目も個人的にはカッコよく感じます。

イヤホン本体も小さく、装着してもスタイリッシュな見た目ではないでしょうか。




音質

そしてここからは大事な音質についてレビューしていきます。

実は自分が今まで使っているイヤホンよりも値段がかなり安いので、正直あまり大きくは期待していませんでした。

しかし、実際に聴いてみて、最初に感じたことは、かなり音場が広く感じました。

これは今まで私が聴いてきたイヤホンと比べても、正直トップクラスでした。

この音場の広さにはかなり驚かされました。

自然な音の広がり方でありながら、広い空間を感じることができました。

前後の奥行き感もありながら、楽器がやや一歩遠いような位置から音が鳴っているようにも感じる時もありますので、迫力がかなり大きいというよりは、広く自然な音の鳴り方を感じ取ることができます。

この自然な広さが個人的にはかなり好みであり、非常に楽しく聴くことができました。

この音場の広さが3000円程度で実現できている時点で、コスパもかなり良いように感じました。

それでいて、ボーカルはかなり前に出ていて、細かい息遣いもしっかり感じ取ることができます。

そのおかげで、ボーカルがしっかり聴こる上に、広い空間で楽器が鳴っているように感じますので、ホールなどで聴いているような感覚になります。

広い会場でボーカルの迫力を感じながら聴くことができますので、かなり楽しく音楽を聴くことができます。

そして次に音の傾向ですが、『JD3』は弱めのドンシャリといった感じです。

低音がやや前に出てきていますが、バランスはかなり良く、基本的に全音域しっかり聴き取れます。

弱ドンシャリの傾向やボーカルの近さもあって、迫力も十分にあります。

ですから、基本的にどんなジャンルの音楽にも合います。

ですがボーカルの近さを感じるとよりいい音に感じますので、歌ものの相性がかなり良いと思います。

個人的には音質はかなり満足しておりますが、一つデメリットを挙げますと、スマートフォンやパソコンの直挿しでは、DAPやUSB-DACなどと比較しますとやや変化が大きいかもしれません。

もちろんどんなイヤホンでもDAPに変えると音質は変化しますが、『JD3』はやや鳴らしづらい感じがありました。

もちろんスマートフォンでも良い音なのですが、あくまで鳴らしやすいイヤホン(KZ『AS16 Pro』など)と比較すると差が大きいかなと感じてしまいました。

その他について

最後に上記以外の内容についてまとめます。

まずイヤホンのマイクですが、こちらは特に問題なく使えます。

特別悪くはないので(超良いわけでもない)、リモートワークなどでも利用する分には大丈夫です。

次に付属のイヤーピースですが、こちらは透明ですので、過去に私が買ったKZのイヤホンに付属しているものと同じかと思いましたが、それと比べると厚みがありました。

KZのものは薄すぎて私は相性が悪かったですが、今回の『JD3』ものは問題なく、しっかり耳にフィットしました。

イヤーピースはサイズ4種類入っていますので、自分の耳に合わせて変更できます。(サイズはSS、S、M、L)

個人的に一つ惜しいと思ったのが、リケーブルできない点です。

エントリーモデルなのでしょうがないのですが、この音質ならバランス接続でさらに別の音の聴こえ方を感じたかったですが、イヤホンとケーブルは一体になっていますので、リケーブルはできないところが残念でした。

まとめ

というわけで今回はFiioの『JD3』をレビューしました、皆さんいかがだったでしょうか?

このイヤホンは、個人的にはコスパ最高クラスのイヤホンに感じました。

とても3000円ほどのイヤホンとは思えず、非常にクオリティの高いイヤホンでした。

バランス接続ができない点が残念ですが、アンバランスでも十分いい音ですので、個人的にはかなり満足した一台でした。

気になった方はぜひチェックしてみてください。

以上でこの記事は終了です、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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