ゲオの新作有線イヤホンはまさかの中華イヤホン！？『GRND-IEP EDXP CL』が想像以上の価格破壊だった！【ガジェット,おすすめ,中華イヤホン,KZ】

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こんにちは、そらのむらくもです。

先日、ゲオから新しい有線イヤホンが登場しました。

その名前は、『GRND-IEP EDXP CL』です。

このイヤホンは、一見すると中華イヤホンのようなデザインを持っています。

興味深いことに、型番には「EDXP」という名前が含まれており、これは以前から存在するKZの『EDX Pro』という有線イヤホンと名前とデザインが非常に似ています。

つまり、このゲオの有線イヤホンは、KZのモデルを参考にしている可能性も考えられます。

そこで今回は、この新しいゲオの有線イヤホン『GRND-IEP EDXP CL』を詳しくレビューしてみたいと思います。

デザインや音質など、様々な観点から紹介していきます。

それでは、早速始めてみましょう！

概要

まず最初に、基本情報に触れていきたいと思います。

商品の外箱はこのようなデザインです。

これまで通りのゲオのパッケージと同様の印象を受けます。

裏面にはイヤホンの外観が確認できる写真が掲載されており、側面には詳細なスペックが記載されています。

箱を開けると、中には以下のようなアイテムが含まれています。

イヤホン本体、ケーブル、イヤーピース、そして取扱説明書が同梱されています。

非常にシンプルで必要十分な構成となっています。

続いて、仕様と性能についてご紹介いたします。

まず、今回の『GRND-IEP EDXP CL』のドライバー構成としては、10mm径のダイナミックドライバー1つのみを搭載しています。

このダイナミックドライバーが広範な音域を担当することにより、迫力溢れる低音とクリアなサウンドが楽しめる設計となっています。

また、こちらは中華製イヤホンの特徴でもありますが、驚くことに、ゲオが初めてリケーブルに対応しました。

同梱のケーブルは3N無酸素銅線ケーブルを使用しており、このケーブルを別売りのものに交換することで、音質をカスタマイズしたりバランス接続を楽しんだりすることができます。

接続端子は2pinのQDC接続となっており、このタイプのケーブルがあれば、自身でリケーブルが可能です。

また、イヤホンの装着方法は「シュア掛け」と呼ばれる、耳に引っ掛けて使用するタイプとなっています。

↑この装着方法が「シュア掛け」

同梱のケーブルにはマイクが内蔵されており、スマートフォンなどと接続することで、ハンズフリー通話が可能です。

マイクではリモコン操作も可能で、音楽の再生や停止なども簡単に行えます。

以上が、『GRND-IEP EDXP CL』のスペックと性能に関する紹介でした。

音質

次に、有線イヤホンならではの音質について詳しく解説していきたいと思います。

今回の『GRND-IEP EDXP CL』の音質について、特に印象深かった点についてお話しいたします。

まず、一番の魅力は高い解像度です。

このイヤホンは非常にクリアで透明感のある音を届けてくれます。

音の輪郭がはっきりしており、細かな音のニュアンスもしっかりと聞き取ることができました。

その明るく鮮明なサウンドは、細部まで感じることができ、この価格帯では驚くべき解像度だと言えます。

また、ドンシャリサウンドという特性も音楽鑑賞を楽しむ上で魅力です。

特に低音域が強調されており、迫力あるサウンドを楽しむことができます。

ドンシャリサウンドではありながら強すぎることはありませんでしたので、他の音のバランスを壊すことなく、心地よいバランスを保っています。

これにより、強すぎる低域による聞き疲れをあまり感じずに楽しめるのではないでしょうか。

強力な低音に加え、クリアな高音もバランス良く再生されており、幅広いジャンルの音楽に対応しています。

しかしながら、低音域は強いものの、深さにはやや欠ける印象がありました。

深み自体は感じられますが、あまりズーンと沈み込むような深い響きはありませんでした。

もっと深い低音があれば、より上品ながらも迫力のある音響体験が得られたかもしれません。

ただし、価格の割に高い性能を持っていることを考えると、これはしょうがないところではあります。

やはり解像度で相当衝撃を受けましたので。

また、音の近さもドンシャリサウンドに影響を与えているためか、音場は広く感じられませんでした。

しかしその分、音が身近に感じられ、迫力や力強さを感じることができます。

ボーカルも近くで感じることができるため、全体的にパワフルな印象を受けました。

ですから臨場感もあり、声の細かいニュアンスまでしっかりと聞き取ることができます。

このイヤホンは、音の近さやドンシャリサウンドは音場の広がりをやや犠牲にする代わりに、パワフルで臨場感豊かな音楽体験を提供しているでしょう。

その特性が音楽の楽しみ方に影響を与えていると言えるでしょう。

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ここまで音質に焦点を当ててみましたが、簡単にまとめてみましょう。

まず、最大の特徴は高い解像度です。

この価格帯では驚くべき鮮明さで音を認識する事ができるでしょう。

加えて、ドンシャリサウンドと音の近さによって、迫力や力強さもアップし、音楽鑑賞がより楽しくなるでしょう。

一方で、音場が狭く感じられる点や、やや浅い低音に少しデメリットを感じるかもしれません。

しかし、この価格帯においては、これらの点はすべて許せる範囲内です。

全体として見ると、非常にコストパフォーマンスに優れ、リスニング用途として充分に楽しめる有線イヤホンと感じました。

しっかりと高解像度や迫力を求め、音楽の魅力を堪能したい方には、おすすめできるのではないでしょうか。

機能面について

次に、音質以外の観点から、実際に使用して感じた良かった点と残念に思った点を紹介していきます。

良かった点

まずはポジティブな点からご紹介いたします。

まず第一に、シュア掛けの仕様が良かったです。

私自身、イヤホンの装着方法としてシュア掛けが好みであり、その安定性とタッチノイズの少なさは非常に重要だと感じました。

耳に直接入れるタイプもありますが、シュア掛けの安定感は抜群で、私にとっては理想的な選択でした。

また、イヤホン本体自体も非常にコンパクトで、装着感に問題はありませんでした。

軽快な着用感で使用できました。

次に、イヤーピースに関する点です。

以前、KZ『ZAS』などの一部製品には薄い白いイヤーピースが付属していることがありましたが、個人的にはそのイヤーピースは私には合わなかったです。

しかし、今回のゲオのイヤホンのイヤーピースは厚みがあり、フィット感が良かったです。

イヤーピースの交換を考える余地がありましたが、厚みのあるイヤーピースは十分に耳にフィットし、快適な装着感を提供してくれました。

交換する必要が無かったのがよかったです。

次に注目すべき点はリケーブルへの対応です。

中華イヤホンには、手頃な価格でもリケーブルが可能なモデルが多く存在しますが、今回のゲオのイヤホンもその例外ではなかったのです。

このリケーブル対応は大きなアドバンテージと言えるでしょう。

断線時に本体が壊れる心配が少なく、ケーブルを変更すればまた使える安心感もある上に、更にはバランス接続も可能です。

この価格でバランス接続を試すことができるのは非常に魅力的です。

バランス接続は対応した機器が必要ですが、最近では低価格なUSB-DACでも4.4mm端子が利用できるモデルが増えています。

したがって、手軽にバランス接続を試してみたい方にとっては、ゲオのイヤホンは非常にマッチするアイテムと言えるでしょう。

また、マイク品質も十分なクオリティを持っていました。

もちろん、有線イヤホンの付属のマイクとしての期待はあまり高くはありませんでしたが、実際に使用してみると、こもり感が少なく驚きました。

もちろん、高いクリアさを期待するのは難しいですが、ビデオ通話などで使用する分には十分な品質だと感じました。

想像以上のマイク品質でした。

残念な点

さて次に、今回の有線イヤホンに関して気になった点をお話しします。

正直なところ、不満に感じる点は限られていますが、その中でも一つありましたので、紹介いたします。

その点とは、ケーブルがシルバーケーブルではないことです。

最近では、シルバーケーブル仕様のイヤホンも多く存在しています。

今回のゲオのイヤホンに付属するケーブルは銅製ですが、シルバーケーブルの方が洗練された印象を受けることが多いのではないでしょうか。

また、一般的に音質面でもシルバーケーブルの方が優れているとされています。

従って、高い音質を求めるなら、別途シルバーケーブルを購入することが必要になるかもしれません。

ただし、私はこのケーブルでも非常に良好な音質を楽しむことができると考えています。

そのため個人的には、音質よりも外見の面で残念に思いました。

やはりシルバーケーブルは清潔感があり、見た目にも好印象を持たせてくれますので。

『GRND-IEP EDXP CL』の総括

最後に、今回のゲオの有線イヤホン『GRND-IEP EDXP CL』について総括いたします。

まず、音質面で高い解像度と迫力を求める方には、まさにベストチョイスと言えるでしょう。

これらの特徴が際立っており、この要素を重視する方にとってはぴったりの選択肢となることでしょう。

価格も手ごろですので、この点も魅力です。

機能面でも優れた部分が多く見受けられました。

シルバーケーブルでないこと以外ではほぼ不満のない性能であり、全体的に大きなデメリットは感じませんでした。

そのため、このイヤホンは完成度が非常に高く、コスパも非常に優れていると言えるでしょう。

幅広いユーザーに満足いただける製品でありまさに価格破壊と言えるのではないでしょうか。

まとめ

というわけで今回の記事では、ゲオの新しい有線イヤホン『GRND-IEP EDXP CL』を詳しくレビューしました、皆さん、いかがだったでしょうか？

最後にも触れましたが、その完成度の高さには本当に驚かされましたし、満足度の高いイヤホンだと感じました。

まさにオーディオ愛好者にとっての一歩目を踏み出すきっかけとなるアイテムであり、しかもゲオで手に入ることには非常に手軽で安心感があります。

全体的に、非常に楽しめるイヤホンだと感じましたので、ぜひ皆さんも自分の耳でその素晴らしさを実感してみてください。

というわけでこの記事は終了です、最後までご覧いただき、ありがとうございました！