【レビュー】Fiio『JD3』がエントリーモデルにも関わらず空間表現がすごいハイコスパイヤホンだった!【ガジェット,Silver,Black】

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【レビュー】Fiio『JD3』がエントリーモデルにも関わらず空間表現がすごいハイコスパイヤホンだった!【ガジェット,Silver,Black】

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こんにちは、そらのむらくもです。

今回は、Fiioの有線イヤホン『JD3』についてご紹介します。

驚くべきことに、この製品は家電量販店のエディオンで購入することができます

というわけで今回は、エディオンで手に入る中華イヤホン、Fiioの『JD3』についてレビューしていきます!

家電量販店で手軽に買えるということで、果たしてどんなイヤホンなのか、解説していきます。

それでは始めましょう!

概要

最初に、製品の概要からお伝えします。

まず外箱はシンプルなデザインで、イヤホン本体が透けて見えるようになっています。

箱を開けると、イヤホン本体とアルミニウム素材のケーブル、マイク付きのケーブル、換えのイヤーピース、説明書などの書類が入っています。

イヤホン本体はステンレススチールで、高級感があります。

背面には赤と青のマークがあり、左右の識別が簡単にできます。

赤は右耳、青は左耳に装着するようになっています。

この色分けはイヤホン界隈ではあるあるなので、知ってて損はありません。

なお、他のイヤホンには赤と黒のパターンもありますので、同じ法則に則れば大丈夫です。


今回紹介するのは、Fiioの有線イヤホン『JD3』は、Fiioの中ではエントリーモデルとなっています。

ドライバー構成は、9.2mmのダイナミックドライバー一機のみです。

通常、中華イヤホンのエントリーモデルでも、ハイブリッドドライバー構成のものが多いですが、珍しくこのモデルではダイナミックドライバー単発が搭載されています。

一般的な中華イヤホンのドライバー構成と異なるシンプルな構成のため、どんな音が奏でられるのか、非常に興味深いところです。

さらに、40kHzの音まで鳴らせるため、ハイレゾの認証も取得しています。(外箱にマークあり)

また、マイク付きのみとなっていて、ハンズフリー通話もできます。

音質

それでは、Fiioの『JD3』の音質について紹介していきましょう。

まず実際に聴いてみて、最も良かったと感じた点は、空間の広さです。

一般的な中華イヤホンで安価なイヤホンは、迫力を重視したモデルが多い傾向にあります。

そのため、音を近づけて迫力を増す傾向があるのです。

ですから、空間の広さというのはあまり感じられないことが多いです。

しかし、この『JD3』は異なり、広い音場を感じることができました

音の前後も広がりも含めて、広々とした空間で音楽を楽しむことができる印象です。

それに加え、広がり方が自然で無理なく広がるため、違和感を感じることなく、とても自然な感じがしました。

伸ばしたような広さではなく、非常にナチュラルな感じでした。

この点は、他の安価なイヤホンにありがちな音場の狭さとは一線を画すところです。

では音が一歩引いて聞こえるから、迫力がイマイチなのかというと、全くそんなことはありません。

音の傾向がやや弱いドンシャリなので、迫力も健在です。

弱ドンシャリでも特に低域に重きを置いているため、重低音がしっかりと響いています。

もちろん、他のイヤホンと比べると迫力がやや落ちるかもしれませんが、それでも広い空間と迫力の両立ができている点は非常に良いと感じました。


また、解像度についてはそこそこと感じました

悪いということは全くないのですが、めちゃくちゃ良いとも思いませんでした。

ややトーンが暗めな音に聞こえたため、明瞭さをあまり感じませんでした。

ただ、ハイエンド機種と比較するとクリアな感じはやや劣るかもしれませんが、価格を考慮すると十分なレベルだと言えます。

弱ドンシャリなので迫力で音楽を楽しむことを重視する方には、解像度よりも迫力などの楽しさが大きい方が良いと思いますので、十分に満足できると思います。


また、ボーカルについては、声は一歩引いて聞こえるものの、十分なクリアさを感じられました。

細かい表現もしっかりと聞き取れ、しっかり楽しめました。

声については、解像度で言ったトーンの暗さはほとんど感じられず、細かいところまでクリアに聴くことができました。

総合的に見ると、広い空間で弱ドンシャリの音を楽しめ、ボーカルも十分にクリアという点で、この『JD3』のコストパフォーマンスは非常に優れていると感じました。

低価格帯の有線イヤホンでは、かなり良い音質だと思います。

やはり、空間表現力がかなり素晴らしいので、エントリーモデルのような低価格帯のイヤホンとはかなり違う印象を受けるのではないでしょうか。

ここまでが、音質のレビューとなります。

良かった点

ここからは、Fiioの『JD3』を使って感じた、良かった点をご紹介します。

まず、家電量販店のエディオンで購入できるという点は大きなメリットです。

以前に紹介したヤマダ電機で購入できるsoundsgoodの『SE01』のように、店頭で購入できると、ネット通販よりも安心感があります。

なお、soundsgood『SE01』のレビュー記事は以下から↓

Amazonなどでは販売元の詳細が不明なことや知らない販売元が販売しているということもありますが、『JD3』は家電量販店でも購入できるという意味では、トラブルが起きにくいと感じました。

次に、先程も紹介した音質についてです。

このイヤホンは、音質でもコストパフォーマンスが優れています。

一般的な低価格帯の有線イヤホンとは異なる傾向があり、新しい音楽の楽しみ方が生まれると感じました。

迫力も十分にあり、特に空間表現の素晴らしさには驚きました。

さらに、クリアさなどを求めてハイエンド機種に手を出すことで、さらなる楽しみが広がることでしょう。

イヤホンにとって音の聞こえ方が異なるため、ここに楽しみを見出すことも魅力的です。

ここはいわゆる「オーディオ沼」というものになりますが。

ただ、聴こえ方が変わってくることもかなり面白いですし、それがエントリーモデルで楽しめるようになるという意味では、『JD3』はかなり面白く楽しめるイヤホンだと思いました。

残念に思った点

次に、残念に思った点について述べていきます。

まず、装着方法が挙げられます。

KZなどの中華イヤホンや、一般的な音響機器メーカーのハイエンド機種ではよく見られる耳に引っ掛けて使う「シュア掛け」と呼ばれる方法は、今回の『JD3』では特に採用されておらず、ただ耳に入れて使用するタイプとなっています。

個人的に、この装着方法は安定しづらく、あまり好みではありません。

ケーブルのタッチノイズはあまり無かったですが、やはり固定しづらいデメリットはあると思います。

耳に引っ掛けるシュア掛けの安定感が好きなので、この点は残念でした。

また、バランス接続を含むリケーブルができない仕様となっていることも残念な点です。

以前ヤマダ電機で購入できるsoundsgoodの『SE01』ではケーブルを取り外せたのですが、今回の『JD3』では不可能となっています。

そのため、断線すると使えなくなってしまいます。

そのリスクがあるのも事実です。

また、バランス接続も必然的にできない仕様になってしまいます。

低価格で手軽にバランス接続を楽しめればなお良かったのですが、そういうことができないという点も残念に感じました。

まとめ

今回は、家電量販店のエディオンで手に入るFiioの有線イヤホン『JD3』についてレビューしました、皆さん、いかがでしたでしょうか?

個人的には、一部不満に感じる点もありましたが、総合的にはコストパフォーマンスが非常に高く、低価格帯の有線イヤホンの中では非常に良いと感じました。

私自身は十分に満足できるイヤホンでしたので、興味がある方はぜひエディオンへ行って実際にチェックしてみてください。

また、Amazonでも購入可能ですので、ぜひ参照してみてくださいね。

というわけで、この記事は終わろうと思います、最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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