【レビュー】ゲオの有線ヘッドホン『GRTW-MSH 17P18』がコスパ良きオンイヤーヘッドホン!1098円は安いぞ!【GEO,おすすめ,ガジェット】

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【レビュー】ゲオの有線ヘッドホン『GRTW-MSH 17P18』がコスパ良きオンイヤーヘッドホン!1098円は安いぞ!【GEO,おすすめ,ガジェット】

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どうもこんにちは、そらのむらくもです。

今回はゲオから新たに発売された、税抜では1000円を切る980円、税込では1098円という超格安の有線ヘッドホン『GRTW-MSH 17P18』をレビューします。

これは今年の3月発売と、ゲオのヘッドホンの中でも割と新しいモデルです。

というわけで今回の記事で、このヘッドホンが一体どういうものなのかについて解説していきます。



それでは始めていきましょう!




概要

まず、概要からお話ししていきます。

最初に外観を詳しく見ていくことから始めましょう。

この商品の外箱は、ゲオの従来通りのシンプルで洗練されたパッケージデザインとなっています。

一部透明な部分が設けられているため、中に入っている本体を一目で確認することができます。

同梱物としましては、ヘッドホン本体と取扱説明書のみと、非常にシンプルです。

また、裏面にはスペックなどの詳細情報も記載されています。

ぜひご確認ください。


次に、デザインと仕様についてご紹介いたします。

最初に、このヘッドホンの形状について詳しく説明いたします。

まずは、ヘッドホンは密閉型となっております。

密閉型のヘッドホンは、外部の音が漏れず、ハウジング部分がドライバーを完全に覆っている構造です。

なお、対照的に開放型ヘッドホンは、メッシュなどでできたハウジングを持ち、外部に音が漏れる特性を持っています。

このゲオのヘッドホンは密閉型で、低音などが豊かに表現される形状を採用しております。

さらに、このモデルはオンイヤー型です。

つまり、耳を完全に覆わずに耳に乗せて使用するタイプで、小型のイヤーパッドが耳にフィットするデザインとなっております。

さらにスペック面で見ますと30mmのダイナミックドライバーが内蔵されており、このドライバーがどのような音質を生み出すかにもご注目いただきたいと思います。

音質

それではここから、音質のレビューへと参りましょう。

今回の音質のレビューは、iPhoneにただ変換ケーブルを挿しただけの直挿しと、USB-DACを接続した場合の2つのパターンで紹介しようと思います。

iPhone直挿し

まず、iPhoneに直挿しで使用した際の印象を共有いたします。

最初に、音質の特徴についてお話しいたしますが、このヘッドホンは「ドンシャリ」な音質です。

ただし、低音が非常に強調されており、その結果、他の音がやや負けてしまう印象を受けました。

強力な低域に埋もれたサウンドに感じられてしまいました。

しかしボーカルは非常に力強く、近く感じられました。

ボーカルを聴く楽しさはあると思います。

解像度は非常に高いわけではありませんでしたが、ボーカルの近さが際立っており、ボーカルの迫力と相まって、非常に迫力のある音を楽しむことができます。

これは以前にレビューしたKZの『ZSTX』と似たような音質を感じました。

音の近さと迫力の表現が類似していました。

ただし、『ZSTX』は価格が高いため、比較すると解像度はやや劣ります。

正直なところ、解像度は微妙な感じで、音の分離感も十分ではなく、低域が強調されているため、音が埋もれる場面が多く、特にボーカルはややこもってしまいました。

その結果、クリアで洗練された音質とは言い難いものでした。

また、音場の広がりも限定的で、音が近いため、広々とした音場表現はありませんでした。

このため、個人的には『ZSTX』と同様に、音のクリアさよりも迫力を楽しむためのヘッドホンと感じました。

ですから、低価格で「ドンシャリ」な音楽鑑賞を楽しむことができる点が魅力であり、この面で言えば価格に見合った楽しみ方ができる製品と言えるでしょう。

率直に言って、価格は非常に手ごろですが、高音質で音楽を楽しむ方にはやや物足りないかもしれません。

iPhoneに直接挿して使用した際、このような印象を持ちました。



USB-DAC使用時

次に、USB-DACを利用した感想を紹介いたします。

使用したUSB-DACはShanlingの『UA3』です。

このUSB-DACを接続して使用すると、大きな変化が現れました。

一番変化したのは、以前感じていた解像度の低さが、著しく向上したところです。

特に顕著だったのは、ボーカルの再現性でした。

こもった印象が一掃され、質感を感じられるほどのクリアな音に変貌しました。

iPhone直挿しの時に感じられたこもりの要素が、ほとんど無くなったのです。

もちろん、上級のヘッドホンには及びませんが、充分に楽しむことのできるクリアなサウンドとなりました。

声の近さも変わらず存分に感じることができ、迫力も十分に保たれています。

また、音の傾向である「ドンシャリ」は大きく変わることはありませんでしたが、解像度の向上により、埋もれていた音がある程度聴こえるようになりました。

低域の力強さも維持しつつ、全てを網羅するわけではありませんが、細かい音も鮮明に感じることができました。

ただし、音場の広がりや音の分離感にはほとんど変化がなかったです。

予想していたほどの劇的な変化はありませんでした。

総括すると、USB-DAC接続によって、1000円程度のヘッドホンでもこの音質を楽しむことができるという健闘ぶりに感銘を受けました。

十分に満足できる音質のクオリティです。

やはり、音楽を十二分に高音質で楽しみたいなら、USB-DACなどを使うのがオススメですね。




音質のまとめ

ここで、音質について総括してみましょう。

個人的な評価として、この低価格帯で提供される音質は、非常に満足できるものだと感じました。

税抜980円という安価な価格にも関わらず、特にiPhone直挿しでの使用では微妙な印象を抱いたこともありましたが、USB-DACを利用することで、音質が大幅に向上することを実感しました。

もちろん、iPhone直挿しの使用に問題があるわけではありませんが、このヘッドホンは最大の潜在能力を発揮するためには、やはりUSB-DACやDAPの使用をおすすめします。

十分に分かるほどその違いはかなり顕著です。

ただし、普段からiPhone直挿しで音楽を楽しんでいる方には、特に違いを感じにくいかもしれません。

直挿しの使用のみを継続するのであれば、この音質でも問題はないでしょう。

一方で、USB-DACやDAPを利用する環境に慣れている方々は、より高い音質を求めていることが多いでしょう。

そのため、彼らがこのヘッドホンを選択するかどうかは微妙なところではないでしょうか。

私のおすすめは、普段からiPhone直挿しで音楽を楽しむ方や、予算を抑えて手軽にヘッドホンを購入したい方々に対してです。

このヘッドホンは980円という異常に低い価格を実現しており、コスパを重視する方にはおすすめできます。

しかし、超高音質を最優先したい方には、あまり相性が良くないかもしれません。

総じて言えることは、価格に対して良好な性能を持つモデルである一方で、個々の好みや使用環境によって選択が分かれる可能性があるという点です。

価格を取るなら十分良い選択肢だと思いますし、高音質を取るなら微妙な選択肢になってしまうかと思いました

ただコスパが良いということで、割と価格と音質のバランス自体はいいと思いますので、ある程度は満足いくものではないでしょうか。

やはりUSB-DACでの音質の変化は衝撃があるものなので。



ここからは、ゲオのヘッドホンの音質以外の面で、良かった点・残念に思った点をまとめていきます。

良かった点

まず最初に挙げたいのは、何と言ってもその価格でしょう。

有線ヘッドホンがわずか980円という手ごろな価格で、しかもゲオから販売されている安心感がありますので、非常にコスパが優れていると感じました。

さらに、保証期間も6ヶ月付いていますので、こちらも魅力的です。

次に注目すべき点は、オンイヤー型の形態です。

ヘッドホンの形態は好みが分かれる部分かもしれませんが、私個人としてはオンイヤー型であるのも良いと思いました。

オンイヤー型のヘッドホンは、メガネをかけていても痛みを感じにくく、快適に使用できます。

一方、オーバーイヤー型はハウジングが大きく、耳に当たる部分も広いため、メガネをかけていると痛みを感じることがあるかもしれません。

その点で、メガネをお使いの方にとって気軽に利用できるで、メガネを使っている方はオンイヤー型ヘッドホンは非常に魅力的です。

さらに、このヘッドホンの本体は非常に軽量です。

オンイヤー型のデザインで本体が小さいことが影響しているのか、ヘッドホン自体が非常に軽いです。

そのため、携帯性に優れ持ち運びも楽々と行えます。

残念に思った点

次に、残念に思った点についてまとめてみましょう。

まず、このヘッドホンが鳴らしにくい性質を持っていることが挙げられます。

このヘッドホンは価格が手頃であるため、オーディオ関連の装備を重視しないユーザーにも広く受け入れられるでしょう。

そのため、スマートフォンなどでも容易に使用できる音質だった場合、一層満足度が高まったのではないかと感じました。

やはり、USB-DACやDAPなどを持っておらず、スマートフォンで聴くライトユーザーでもより高音質で楽しめれば、価格も抑えられたいいモデルになったと思いますので。

ただし、音楽が全く聴けないほどのひどい音質ではありませんので、その点はご安心ください。

また、ヘッドホンの側圧がやや強かったという点があります。

オンイヤー型のため、メガネをかけていても影響はありませんでしたが、やや締め付けが強い印象を受けました。

ヘッドホン本体は軽量ですが、強い圧迫感があるため、やや重圧感を感じてしまいました。

さらに、ヘッドホンの長さを調整する際、調整できる幅が短いように感じました。

私の場合、最大限に伸ばしてちょうどフィットする程度でしたので、もっと調整幅が広いと、より多くの人に適したサイズに調整できるのではないかと思いました。



まとめ

というわけで今回の記事では、わずか980円の有線ヘッドホン『GRTW-MSH 17P18』をレビューしてみました。

皆さんは、このレビューを通じてどのような印象を受けたでしょうか?

個人的な感想として、このヘッドホンのコスパは非常に優れていると感じました。

もちろん、一部改善が望まれる点もありましたが、980円という低価格ながら、提供される性能を考えると、その点は十分に満足できると思います。

この980円という価格は驚くべき破格であると言えます。

興味を持たれた方はぜひ、チェックしてみてくださいね。

というわけで今回の記事は終了です、最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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