【検証】機器によって「LDAC」って差はあるの?聴き比べて比較してみた
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こんにちは、むらくもです。
皆さんは、音楽を普段聴いていますか?
最近では「完全ワイヤレスイヤホン」がかなり普及していますよね。
そんな中、最近では完全ワイヤレスイヤホンにもLDACという高音質コーデックを搭載しているものも増えています。
そこで私は疑問に思いました。
「LDACといっても、機器によって違いは現れるのだろうか?」と。
DAPにもエントリーモデルからハイエンドモデルまで様々あり、出力などが変わってきます。
というわけで今回は、「LDAC」が機器によって変わっていくのか、検証してみようと思います。
それでは行きます!
1.そもそも「LDAC」とは
まずこの「LDAC」について軽く解説します。
「LDAC」は、SONYが開発したBluetoothの通信コーデックの種類の一つです。
iPhoneではSBCとAACという2つの通信コーデックが搭載されています。
LDACは何が違うか簡単に言いますと、ハイレゾ音源をBluetoothで送信できるコーデックです。
具体的には990kbpsのデータ、音源としては96kHz/24bitのものを通信できます。
スマートフォンではiPhoneには搭載されていませんが、Androidには搭載れている機種も増えています。
DAP(デジタルオーディオプレーヤー)ではほとんどのものに搭載されています。
2.今回検証するための使用環境
今回使用するイヤホンは、SONYの『WF-1000XM4』です。
こちらはLDACが搭載されていますので、こちらで検証します。
また、プレーヤーはエントリーモデルとしてSONYの『NW-A107』、ミドルモデルとしてShanlingの『M6 Pro』を使用します。
また、AACでも一応確認するため、Appleの『iPhone 12 Pro Max』でも聴きます。
『WF-1000XM4』を使って、LDACにどれくらい差があるか、検証します。
3.検証した結果
ここからは結果を書いていきます。
結論としましては、AACとLDACの差は大きいですが、LDAC同士ではあまり違いはありませんでした。
まずiPhoneで聴きましたが、十分いい音なのですが、ワイヤレスイヤホンの性質上若干の荒さ(ワイヤレス感)を感じました。
しかし、『NW-A107』のLDACで聴きますと、明らかに音が良くなりました。
解像感が上がって、特に細かい音がより聴こえるようになりました。
音場も広くなったように感じました。
やはり、AACとLDACではかなり差がありました。
ではLDAC同士の『NW-A107』と『M6 Pro』ではどうだったのか。
『M6 Pro』の方が、若干音場が広く感じましたが、気付けた違いはそこくらいでした。
細かな音は『NW-A107』でも『M6 Pro』でも聴こえ方はあまり違いはありませんでした。
KZの『ZAS』などで感じた時のように、有線イヤホンで聴いた時ほどの差はありませんでした。
ですから、LDACを使う際は、機器のよってあまり違いは現れないため、LDACメインで使いたい方は、機器を気にする必要はあまり無くても良いかと思いました。
4.まとめ
というわけで、今回は「LDAC」の差を比較してきました、皆さんいかがだったでしょうか?
今ではLDAC対応の機器もたくさん出ていますので、LDACの機器が欲しい方はぜひこの記事を参考にしてみてください。
以上でこの記事は終了です、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!