【徹底比較】『ASF』vs『AST』KZの多BAドライヤホンはどこが異なるのか紹介!

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【徹底比較】『ASF』vs『AST』KZの多BAドライヤホンはどこが異なるのか紹介!

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こんにちは、むらくもです。

私は以前に、中華イヤホンであるKZの『ASF』と『AST』をレビューした記事を上げました。

過去の記事は以下からご覧になれますので、併せてご覧ください。

どちらもKZの中でBA(バランスドアーマチュアドライバ)を多く搭載した多ドライヤホンなのですので、どちらが良いのか、分からない方も多いと思います。

というわけで今回は、このKZの多ドライヤホン『ASF』と『AST』を比較していこうと思います!

どんな違いがあるかを紹介しながら、個人的にオススメな方を解説します。

それでは行きます!




概要

まずは、スペックなどから比較していきます。

最初に『ASF』からですが、こちらはBAが片方に5つ、合計10個のBAが搭載されたモデルになります。

過去にKZから出ていた『AS10』の進化モデルとなっています。

これだけ多くのBAが積まれていますが、値段はおよそ6000円から7000円程度となっています。(しかもAmazonであれば定期的にクーポンが使えます)

値段がかなり安いBAイヤホンとなっています。

一方『AST』は、BAが片方に12個、合計24個のBAが搭載されたモデルになります。

KZの中で最も多くのBAを搭載したモデルとなっています。

こちらもBAの数が多いですが、値段はおよそ15000円程度となっていて、こちらもBAの数に対する値段はかなり破格なものとなっています。

音質の比較

ここからはさまざまな方向からこの『ASF』と『AST』を比較していきます。

まずは音質からです。

この2つのイヤホンの最大の違いとしては、解像度が大きく異なっていました

『AST』の方が明らかにクリアに聴こえます。

『ASF』も悪いことは全然無いのですが、実際聴き比べますと、『AST』に比べ若干透明さに欠けるところがありました。

全体的にやや荒さが感じられ、解像度が若干落ちた感じがしました。

他には、ボーカルの距離感が異なりました

『ASF』はかなりボーカルが近くに感じました。

ですから、息遣いなど声の細かいところまではかなり聴きやすいと思いました。

一方『AST』は、ボーカルがやや『ASF』より遠いためか全体的なバランスがかなり良く感じられました。

ボーカルと後ろで鳴っている楽器のバランスがちょうど良く、一体感のようなものを感じます。

このバランスの良さが、全体的に音楽を引き締めて、密度高く楽しむことができます。

どこかが一部分だけ強いわけではありませんので、全部の音が楽しめる分、このバランスの良さはかなり優秀だと思いました。

このように「解像度」と「バランス」が大きく異なっていると感じました。

続いて、同じように感じたところを紹介しましょう。

まずは「音場の広さ」です。

ここは、ほぼ同じような広さでした。

『AST』で広い音を期待していたのですが、『ASF』とは大きく変わりませんでした。

次は「迫力」です。

どちらもBAイヤホンでありながら、低音はしっかり出ています。

ドンシャリほどではありませんが迫力を感じる分、リスニングイヤホンとしても十分楽しむことができます。

最後は、「DAP(デジタルオーディオプレーヤー)とスマートフォンの乖離の大きさ」です。

以前紹介したKZの『ZAS』は、DAPとスマートフォンで聴き比べますと、音場の広さや解像度の違いでかなり大きな差があることがありました。

しかし、この『ASF』と『AST』は、もちろん解像度などで違いはあったのですが、大きく変わることは無かったです。

どちらもスマートフォンで聴いてもかなりいい音で聴くことができますので、この2機種は比較的鳴らしやすいイヤホンだと思いました。

装着感など

最後に、そのほかの部分についてまとめていきます。

見た目は、それぞれ好みがありますが、個人的には『AST』の方が好きです。

↑KZ『ASF』のシルバー

↑KZ『AST』のグリーン

KZのロゴが入っているところや、グリーンの色が個人的には良かったです。

もちろん、他にも色がありますので、好きなものを選んでいただければ良いかと思います。

次に付属のイヤーピースですが、『ASF』も『AST』も以下のような白の薄いイヤーピースとなっています。

↑KZ『ASF』及び『AST』付属のイヤーピース

これが、個人的にはあまり合いませんでした。

もちろん、合う方もいるとは思いますが、私は薄すぎるように感じるので、SONYのイヤーピースに交換して使用しました。

↑交換したSONYのイヤーピース

こちらを使用しまして、装着感を比較しました。

個人的には、『AST』の方が圧倒的に良かったです。

形や大きさはあまり変化は無いように感じたのですが、長時間使用したときに違いが感じられました。

『ASF』は長く使うと疲れやすかったです。

しかし『AST』は、長く使っても問題ない装着感でした。

疲れることもなく、長く楽に使えました。

装着感では『AST』の圧勝でした。

個人的な結論

最後に、どちらがオススメかについて書きます。

購入できるのであれば、明らかに『AST』がオススメです。

音や装着感の面で『AST』の方が優れていて、全体的な完成度も高く感じました。

しかし、『AST』はKZの中でも高額なイヤホンになりますので、購入が難しい方は『ASF』でも問題ありません。

音質は『AST』に若干劣りますが、それでもかなりいい音で楽しめますし、コスパの面でもかなり良いので、初めての中華イヤホンであったりKZの「ASシリーズ」を試してみたかったりする方は、『ASF』でも十分楽しむことができます。

『ASF』は『AST』の半額くらいで買えますので、初めて試したい方は『ASF』がオススメですよ。

繰り返しになりますけど、購入できる方であれば、『AST』の方がいい音や装着感が楽しむことができますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

というわけで今回は、KZの多BAイヤホン『ASF』と『AST』を比較しました、皆さんいかがだったでしょうか?

値段はかなり異なりますが、『ASF』も『AST』も完成度は非常に高いイヤホンですので、個人的にはどちらもオススメですので、後悔はしないと思います。

どちらも良いイヤホンですので、この記事を参考にして、合う方を選んでいただければ幸いです。

以上でこの記事は終了です、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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